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  秋は最も花の種類が多い季節です。境内もにぎやかです。最近は夏の暑さがいつまでも続き、急に寒さが訪れ、秋がないようですが、草木の花々はさまざまな変化を見せてくれます。

ヤブラン ホトトギス             

ハギ 沙羅双樹

 

 

横浜市の名木古木に指定されている大銀杏は、たくさんの葉をつけ、12月のはじめに急激に金色に空を舞って落葉します。

               

 

■菊の栽培
菊の大輪は住職が担当して咲かせています。ここ数年は休止していましたが、今年は挑戦したいと思います。

 

 

  大輪菊の栽培は、大変手間がかかります。苗から自分で作る場合は、ほぼ一年間のケアが必要です。落ち葉を集めて腐葉土を作る必要もあります。

  春になり、挿していた芽から充分に根がはったら小さな鉢に仮植えします。そして、枝を三つに均等に伸ばすように支柱で補助して育てます。そして定植です。土も吟味して入れます。

 

さて、このころから7月・8月の難しい時期にかかります。水かけ、除菌、防虫、施肥、日光調整、支柱調整、台風対策・・・と大変です。けれども、最も神経を使うのが芽掻き。蕾を一つにしていく作業です。

 ここまで来ると先が見えてきます。9月に入ります。

 

いよいよ蕾が色づきだしたら、花弁台を付けます。そして開花です。10月後半ですね。